戦後75年の今年、コロナ禍にあっても国内外で様々な歴史の継承の取り組みが行われました。海を越えて繋がるオンライン会議やSNSを活用した試み、記憶のデジタル化など、新しい挑戦は議論を巻き起こしたものもあり、これから私たちはどのような形で記憶を繋いでいくことができるのか、大きな問いを与えられました。
体験者が消えゆくなかで、語り継がれていく歴史とは?
この度、ドイツの歴史教育の現場から中村美耶さんをゲストにお迎えしてご講演いただきます。中村さんは2017年から、ドイツの首都ベルリン郊外にあるザクセンハウゼン強制収容所記念館でガイドを務めています。
トークの前半は、ガイドの目から見たドイツの歴史教育や歴史の継承の難しさについてお話しいただきます。そして後半では、「継承される歴史」について、強制収容所内の性暴力とその被害者に対する戦後の補償の観点から考えます。
皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
NPO法人ホロコースト教育資料センター代表
石岡史子
2020年10月17日(土) 20:00~22:00
オンラインで開催します
ゲスト講師 中村 美耶 なかむら みや
1987年京都府生まれ。ドイツ、ベルリン・フンボルト大学歴史学科に在籍。卒業研究のテーマは「ナチ強制収容所において性労働を強いられた女性に対する補償および名誉回復の歴史」。ミッテルバウ=ドーラ強制収容所記念館でインターンシップ(2016)、ベルリン森鷗外記念館の学生アシスタント(2017-2020)。2017年からザクセンハウゼン強制収容所記念館でガイドを務めている。
司会進行 石岡 史子 いしおか ふみこ
NPO法人ホロコースト教育資料センター代表。命や人権を尊ぶ心、他者への寛容な心を育んでほしいと願い、ホロコースト史を教材とした学校訪問授業を行う。毎年大学生のポーランド・ドイツ研修旅行を引率。『ハンナのかばん』(ポプラ社)の登場人物、訳者。『「ホロコーストの記憶」を歩く~過去をみつめ未来へ向かう旅ガイド』(子どもの未来社)共著者。
参加者の皆さんは、Zoomのマイクとカメラをオフにして
ご視聴ください。質問や感想は
画面上(チャット)でぜひご投稿ください。
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80名 (申し込み順)
1,000円
※学生は無料です
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ご参加ください。
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