カナダの小学生からの手紙

2017/03/23

 

ホロコースト教育資料センターkokoroにボランティアで参加しているSです。今日は、カナダの12歳の女の子からお手紙が届いたので、ちょっと紹介します。

 

史子さん

私はオンタリオに住む12歳、アナと言います。

私は授業で「ハンナのかばん」をちょうど読み終えたところです。みんなで、この本について、史子さんと、史子さんのホロコースト教育資料センターについてたくさん話し合いました。そして、ホロコースト、第二次世界大戦、ハンナ、ジョージについても学習しました。学校で勉強したことをとても誇りに思っているので、クラスのみんなと学んだことを知ってもらいたくて、また、いくつか質問も出たのでお手紙を書きました。

 

第二次世界大戦について学んだこと:

第二次世界大戦はドイツのナチ党の党首ヒトラーによって先導されたこと。

ドイツ人は1100万人のユダヤ人を殺したこと。

150万人の子ども達も殺したこと!!

ヒトラーは双子に強い興味を持ち、人体実験をしたこと。

アウシュヴィッツには強制収容所、ガス室、電気柵、医務室、監視塔があったこと。

第二次世界大戦はロシア、ヨーロッパ、アフリカ、アジアその他あちこちで起きたこと。

 

ハンナとジョージについて学んだこと:

ハンナとジョージはユダヤ人である。

ハンナはスケート、ピアノ、クロスカントリースキー、そしてお友達と遊ぶことが大好きだったこと。

ジョージはサッカー、クロスカントリ―スキー、体操が大好きだったこと。

二人は最初テレジン収容所に収容されたこと。

それから二人はアウシュヴィッツへ送られたこと。

ハンナはアウシュヴィッツに到着後すぐにガス室で殺されたこと。

ジョージは配管工だったので生きのびたこと。

 

ホロコースト教育資料センターについて学んだこと:

10人のボランティアで運営されているNPOで、ホロコースト生存者についての講演、展示を行われていること。

2000年にハンナの調査を開始されたこと。

ハンナのかばんの複製を持っておられること。

テレジン収容所について学んだこと:

テレジン収容所はユダヤ人がアウシュヴィッツに行く前に送られた場所であること。

ハンナとジョージはこの場所で離ればなれになったこと。

何万という人がここで殺されたこと。即死した人もいるが、飢えや病気で亡くなった人もいること。

数万人の子どもを含む15万人以上がアウシュヴィッツで殺害される前にこの場所に留め置かれたこと。

 

日本のホロコースト教育資料センターについて学んですぐに、わたしは史子さんの活動、子ども達に伝えておられること、ジョージとハンナについて知っておられることにとても興味を持ちました。

ホロコースト教育資料センターについてもっと知りたいので、いくつかの質問に答えてくださると嬉しいです。

 

質問:

ハンナとジョージを探すときドキドキしましたか?

ホロコースト教育資料センターは成功していますか?

ハンナについて調べようと興味を持ったのはなぜですか?

世界中にホロコースト教育をもっと作ることを考えていますか?

あなたと資料センターの写真を送ってくれませんか?

ジョージとあなたがした会話はどんなものですか?

あなたがハンナの事を知った時悲しかったですか?

ヒロシマの被爆生存者ではなくハンナを見つけたいと思ったのはどうしてですか?

 

史子さんがこの手紙を読んでくれて、写真と質問の答えを下さると嬉しいです。

そして、ホロコースト教育資料センターが発展し続けることを祈っています。

アナ

Anna Cowan

Canada

12歳の小さな女の子が、しかも、東京から遠く離れたカナダで、「ハンナのかばん」を読み、史子さんの活動を知り、深く興味を持ってくれたことに、とても驚いています。

 

また、先日は東京の中学校での講演にも同行させていただきましたが、遠い昔の、遠い国の出来事としてではなく、今の自分、今の世界情勢などとも結びつけて考えることのできる深いお話です。

 

たくさんの子どもたちに講演を聞いてもらう機会が与えられるといいなと思います。

 

S.Y.

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

最新記事
Please reload

アーカイブ