Kokoro大学生インターン
応募要項
Kokoroは、一人ひとりが自分らしく生き、お互いを尊重する寛容な社会をつくりたいと願い、
ホロコースト史を教材とした人権・平和教育に取り組んでいます。
Kokoroの教育活動に関わってみたいという大学生インターンを募集しています。
学校訪問授業の補佐、広報・啓発、リサーチ、NPO事務局運営などから、学生の興味や特技に応じて、マッチングして決めます。
週1回(水・金 11am~6pmの間で4時間程)から。
3ヶ月~半年
※夏休み等に1ヵ月間集中でインターンを希望の場合は、
週2回または自宅業務も応相談。


Kokoro事務所 (目黒駅より徒歩6分) ※現在はオンラインで実施中
・PC操作(email, word, excel, powerpointなど)ができる
・約束を守り、決められた仕事に責任をもって取り組める
・心身ともに健康で、前向きに、仕事に取り組める
無給。交通費の支給はありません。
下記の応募フォームにご記入いただき、送信してください。
一週間ほどでご連絡します。➡現在は募集時に説明会を行っています。開催時はこちらで案内をしています。
これまでにお迎えしたインターン生







大学で「学校からいじめをなくすためにはどうするか」というレポートを書いたときに、『夜と霧』という本を読み、ホロコーストの歴史に興味を持ちました。そこからセンターのボランティアを知り、昨年の3月から参加しています。
訪問授業に同行させてもらえたのが良い経験です。ホロコーストの歴史を、ハンナに焦点を当てたところが新鮮な上に、第二次世界大戦の戦局とユダヤ人対策の関係を照らし合わせて説明がされていて、中学の授業で習った知識を基に聴くことができました。写真や発問を交えて、分かりやすい内容でした。
学校でのいじめの構造とホロコーストの構造は似ていると感じています。私は教師を志していますが、“道徳”をどう教えるかは難しい課題です。いじめも含め中学生や高校生の心の問題にどう接すればよいのか、将来、ボランティアで得た知識や経験をそれに活かすことが出来たらと考えています。
谷 祐司
私は大学で国際関係学を学んでいます。ホロコースト教育資料センターのミッションは,ホロコーストの歴史を学び、寛容と平和の心を育てることだと聞き、そのお手伝いをさせていただきたく、インターンシップに志願しました。センターでは、ユダヤ人を助けたドイツ人についてリサーチ・翻訳をしています。翻訳をしながら、ホロコーストの残酷さ、そして何よりも自分の命を顧みず、少しでも多くの人を救おうとする人間の愛、勇気、気高さ、包容力を学びました。そのような人間の善の心が、世界平和の創造力となってゆくのだと思います。センターでのインターンは一生忘れられない体験となると思います.
京利英





こんにちは! 私は21歳の大学三年生です。専門はアジア研究と経済です。日本ではホームステイをして、とても楽しい時間を過ごしました。日本の文化をもっと知りたいので帰国したくないです。日本の方は親切で、とくにセンターではとても優しく迎えてくれました。三月にはテンプル大学日本校で子どもたちの集いがあり、私も参加しました。子どもたちはハンナのかばんのドキュメンタリーを見て、一緒に折り紙を折り、いろんな国の学校に手紙を書きました。子どもの想像力はすごいです。この日のことは忘れられない思い出です。子どもたちにホロコーストについて教えるお手伝いができたので、センターで働くことができてうれしいです。
ニッキー・ツチーノ
フィラデルフィアから来た21歳の大学生です。ハンナやジョージについて多くを学び、すばらしい体験をしました。早く家に帰って報告したいです。日本に来たこと、センター(Kokoro)で働いたことは、これまでの人生の中で本当に価値のある出来事でした。本国に帰ったらホロコースト史の修士に進みたいと思います。先日は神奈川県立外語短期大学付属高等学校への訪問授業に同行して、ホロコーストについてのプレゼンテーションをしました。ここ数ヶ月で学んだことを生徒たちと共有するすばらしい機会でした。授業後も生徒の皆さんが上手な英語で話しかけてくれて、私は「みんなもぜひ海外に出て勉強してね」とアドバイスしました。良い人たちにたくさん出会い、とても楽しい時間を過ごしました。
クリストル・ベイカー
「ホロコーストについて初めて知ったのは10才のときです。姉が『アンネの日記』を読んでいたので、私にも読ませてほしいとねだりました。以来、ホロコーストのことをもっと知りたいと思うようになり、エルパソ(アメリカのテキサス州)のホロコースト博物館に行ったり、家にある両親の本を開いては見るようになりました。大学時代に国立ホロコースト記念博物館(ワシントンDC)に行き、さらに興味を持ちました。展示を見ながら、母と私は圧倒されて黙りこんでしまいました。ホロコーストの残酷さ、そして苦しい中でも希望を捨てずに生きのびた人々のことも知りました。
今年8月、私は政治と日本の文化を勉強するために東京にやってきました。ホロコースト教育資料センターで学ぶという目的もありました。アメリカでは子どもの本屋で働いており、子どもたちにホロコーストの本を紹介していました。センターは今日の世界においてとても重要なことをしていると思います。私たちは、より深い見識と他者への思いやりをもって未来に踏み出すために、過去について学ぶ必要があると思います。センターでお手伝いができて光栄です。きっと一生忘れられない経験になると思います。
アンナ・パリッシュ
夏休み、旅行でアウシュビッツを訪れました。そこで私はホロコーストが私たちの日常の延長で、私たちと何も変わりない人々が犠牲になり、そして加害者となったことを実感しました。何かこの経験を未来に繋げたくて、インターンを始めました。センターの活動を通じて多くのことを学びました。命の大切さ、人の心の弱さ、違いを受け入れる心の大切さ…“ホロコースト”という一見こわいテーマから、私たち一人ひとりが身近な次元であっても平和の実現ために必要なことと誠実に向き合う姿勢を学びました。
天野 由莉
小さい頃、『アンネの日記』を読み、ホロコーストの歴史に関心を持ちました。そして小学5年生の頃『ハンナのかばん』に出会い、アウシュビッツへ行って自分の目で見てみたい、もっとこの歴史と向き合いたいと思うようになりました。
大学2年生の夏、ポーランド、チェコ、ドイツに行き、ユダヤ人が住んでいたゲットー跡地やアウシュビッツ収容所(写真左)を訪れました。実際に訪れ、「絶対に風化させてはいけない」と改めて強く思いました。悲しいことに、いまだに宗教の対立や人種差別は存在します。自分に出来ることはホロ コーストの歴史から学んだ“他者への思いやりの大切さ”を身近にいる人たちに伝えていくことだと思い、ホロコーストの歴史について学べるKokoroでのインターンを希望しました。
菅野愛実