What is the Program about?
若者歴史対話 in ベルリンへのお誘い
「歴史とは何か」
イギリスの歴史家エドワード・H・カーにとっては「現在と過去との尽きることを知らぬ対話」でした。また別の歴史家ラインハルト・コゼレックにとっては、自身と「時間の裂け目」との折り合いをつけるために必要なものでした。
どうやら、歴史には「わたし」が欠かせないらしいこと、現在と過去の双方向的な関わりであるらしいことが浮かび上がってきます。
「あなた」にとって歴史とは何ですか?このプログラムは、フィールドワークを通して記憶に出会い、記憶の形に触れ、対話を通して歴史の在り方を探る試みです。この秋ベルリンで、五感を通して一緒に歴史について考えてみませんか?
Program
日本・ドイツ在住の若者20名(各10名)がベルリンに集まり、歴史のあり方を共に探る、5日間のプログラム。
2024年9月9日~13日
(9/8現地集合・9/14現地解散)
ドイツ、ベルリン
Schedule
9月8日(日)
宿泊先にチェックイン
1日目
9月9日(月)
オープニング:ベルリンへようこそ!
Get-to-Know プログラム
ベルリン街歩き
2日目
9月10日(火)
ザクセンハウゼン収容所記念館見学(ガイドツアー)
語られてこなかった日本の「歴史」を知る(ワークショップ)
3日目
9月11日(水)
アートミュージアム・ギャラリー見学
アーティスト等と対話
4日目
9月12日(木)
アクティビティ:ストーリーテリング
「言語カフェ」の参加者と多文化交流
5日目
9月13日(金)
アクティビティ:ストーリーテリング
プレゼンテーション
哲学対話
記憶に
出会う
歴史を知る
交流する
新構築する
9月14日(土)
チェックアウト&解散
※スケジュールは変更になる可能性があります。
Who can join?
応募資格
年齢:18~30歳
(応募時)
歴史に興味がある
日本語と英語で議論に
参加できる
居住地:日本
(国籍不問)
本プログラム前後に開催するプログラム(いずれもオンライン)に参加できること
-
事前ワークショップ
2024年8月3日(土) 20時~(日本時間) -
事後ミーティング
2024年10月5日(土) 20時~(日本時間)
本プログラムの全日程に参加できること
本ページの各種事項及び個人情報の取り扱いを確認した上で、記載された事項に承諾すること(応募の時点で、承諾頂いたものとみなします)
Participation Fees
補助金と参加費について
本プログラムに参加するための渡航費など、下記の補助を主催者より支給します。主催者から用意するものと、ご自身でご用意いただくものと、ご応募の前に必ずよくお読みください。
主催者が用意するもの
-
一人当たり1,000ユーロの渡航費の補助
※帰国後に日本円での支払いとなります。金額は支払い時の為替レートによります。 -
6泊分(9月8日チェックイン/9月14日チェックアウト)の宿泊費
※指定の宿泊施設(ユースホステル/相部屋)をご利用いただきます。 -
朝食(昼食・夕食は一部補助あり)
-
プログラム内で使用する施設への入場料、グループワークで発生する諸経費
応募時点での居住地から出発し、プログラム終了後その居住地に戻ることを前提とします。2024年9月30日までに、日本に帰国し使用した往復航空券の提出があった方のみが補助の対象となります。また、航空券の発着地は日本国内の空港、およびドイツ国内の空港であることとします。
参加者が自分で用意するもの
-
日本およびドイツ国内の交通費と航空券代の超過分
-
海外旅行保険(各自加入)
-
ドイツ入国に際してビザ(査証)が必要な場合は、取得のために必要な費用
-
オンラインで開催する事前ワークショップ及び事後ミーティングに参加するための通信費
-
昼食・夕食代(一部補助あり)
-
その他個人的に必要な費用(飲み物代、お土産代、電話代など)
Apply Now!
応募方法
こちらは、『Bridge Stories across Borders〜若者歴史対話 in ベルリン』の日本在住者用応募案内です。本プログラムに関心をお持ちの方は、ぜひ奮ってご応募ください!
応募手順
-
上記の応募資格、補助金と参加費についての各種事項及び個人情報の取り扱いを確認する。
-
下記の2点を用意する。
①英語で1〜2分程度の自己紹介と志望動機の動画(MP4またはMOV)をスマホやzoomで撮影する。ファイル名に申込者の名前を記載する。
②下記の応募フォームをダウンロードして記入し、PDFで保存する。ファイル名に申込者の名前を記載する。
-
上記①と②を2024年6月3日(月) 18:00(日本時間)までにデータ転送サービスWeTransfer*で bristo2024@npokokoro.com まで送信する。
-
選考結果は6月16日(日)までにメールにてご連絡します。
*WeTransferの使い方はこちらをご参照ください。
応募締切
2024年6月3日(月)18:00 (日本時間)
たくさんのご応募をありがとうございました
Q&A
Q. 海外に行ったことがなく不安です。サポートはありますか?
A. 本プログラムは、現地集合・現地解散です。航空券はご自分で手配していただきます。プログラム期間中は指定の宿泊施設をご利用いただきますが、添乗員の付くパッケージ旅行とは異なります。その旨ご承知の上、ご応募ください。
Q. ドイツ在住なのですが、プログラムに参加できますか?
A. 応募時の居住地がドイツの場合は「ドイツ参加者(Deutschland)」、日本の場合は「日本参加者(日本)」からご応募いただきます。また、いずれの場合も、オンラインで開催する事前ワークショップにご参加いただく必要があるのですが、「ドイツ参加者」としてお申込みいただく場合は、ワークショップをドイツ語で実施します。つまり、「ドイツ参加者」としてご参加いただく場合は「ドイツ語」と「英語」でのディスカッションができることが応募資格の一つとなります。
※「ドイツ参加者」の応募情報はこちらから。
Q. 英語に自信がありません。どのぐらいの語学力が求められますか?
A. プログラム内のディスカッションやプレゼンテーションは基本的に英語で行いますので、歴史をめぐる幅広いトピックで自分の意見を述べることができる語学力が必要です。専門家による講演の際は一部通訳が付く予定です。
Q. 現在、日本に留学中です。留学生も応募できますか?
A. 国籍に関係なく、「日本」在住者としてご応募いただけます。下記の二点をご注意ください。
①補助金は選考通過者に対して、本プログラムに参加するために支給されます。日本から出発し、2024年9月30日までに、日本に帰国し使用した往復航空券の提出があった方のみが補助の対象となります。
②事前のワークショップは日本語で実施します。
Q. どんな歴史がテーマになりますか?
A. 「歴史とは何か」という問いを探求するために、ナチズムとアジアへの日本の侵略の歴史の中から、これまで「声にならなかった」「語られてこなかった」小さな物語に光を当てます。プログラムの中では、ふりかえりや哲学対話の時間もありますので、参加者の皆さんに自由に意見や問いや関心事を共有してほしいと思っています。
Contact
お問い合わせ
プログラムに関する質問がありましたら、メールにてお気軽にお問い合わせください。
NPO法人ホロコースト教育資料センター
bristo2024運営事務局
インスタでも情報発信中!
@bristo2024berlin