

10年ぶりの改訂新版
ドイツとオランダを中心に、ヨーロッパ11都市のホロコーストの記念碑やミュージアムを紹介する旅ガイド。
第二次世界大戦の終結から80年が過ぎ、世界が大きく変動するなかで、記念碑へ新しい角度からのまなざしを向け、新章「揺れる記憶 変わる記憶」を設けた改訂新版。
歴史と記憶をめぐる思考と対話へ読者を誘う。
「ホロコースト」の記憶を歩くー過去をみつめ未来へ向かう旅ガイド
石岡史子・岡裕人著
子どもの未来社刊 定価1,650円・税込
\What's NEW/
内容を大幅アップデート&新章追加
-
ベルリンとアムステルダムなど欧州11都市87の記念碑とミュージアムを紹介
-
新章「揺れる記憶 変わる記憶」書き下ろし収録
-
新コラム&エッセイ 7本 収録
-
欧州8都市の街歩きマップつき
-
戦後80年の「著者対談ー『記憶』への問いから対話へ」収録
Prologue
記憶をめぐる思考の旅へ出かけてみませんか
石岡史子
旅の中で出会う様々な記念碑は私たちに問いかけてきます。
記憶するという営みによって
今も続く戦争や暴力、世界の不条理を止めることはできないのだろうか。
何を、何のために、私たちは記憶するのか。
本書を手にして、記憶をめぐる思考の旅へ出かけてみませんか。
過去をみつめることで
一人ひとりを大切にする共生の社会へと向かうために。
そして、対話を続けるために。
目次
Prologue
New!
記憶をめぐる思考の旅へ出かけてみませんか
石岡史子
Chapter 1
記憶する街ベルリンをめぐる
岡裕人
-
ベルリン市街地図
-
記憶の現場
-
空っぽの図書館
-
テロのトポグラフィー
-
「安楽死」殺害犠牲者のための追悼と情報の地
-
ベルリン・ブーフの強制赴任手術と「安楽死」殺害の犠牲者記念碑
-
ナチ強制労働情報センター (石岡史子)
-
虐殺されたシンティとロマのための記念碑
-
殺害された帝国議会議員追悼の碑
-
ナチに迫害を受けた同性愛者のための追悼記念碑
-
生への列車 死への列車
-
オットー・ヴァイト盲人作業所記念館
-
グルーネヴァルト駅「17番線」
-
ヴァンゼー会議記念館
-
誰もいなくなった部屋
-
シュテークリッツの鏡の壁
-
決して忘れてはならない恐怖の地
-
虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑
-
ベルリン・ユダヤ博物館
Column
-
ナチに抗った人びと ドイツ抵抗博物館&無言の英雄記念館 (岡裕人)
-
「白バラ」の記憶ー反ナチ抵抗の学生たちが駆け抜けた街ミュンヘン (石岡史子)
-
ヨーロッパに広がる「ホロコーストの記憶」プロジェクトーつまずきの石(石岡史子)
Essay
-
忘却に抵抗するドイツ 記憶をかたちにするドイツ (岡裕人)
New!
New!
New!
New!
Updated!
Updated!

Column
New!
ベルリン街歩き 植民地時代の記憶
瀧元深祈
Voice from Europe
New!
声にならなかった記憶
強制収容所で性労働を強いられた女性たち
中村美耶
ザクセンハウゼン強制収容所記念館ガイド
Chapter 2
アンネ・フランクの足跡をたどる
石岡史子
-
アンネ・フランクのたどった道
-
アムステルダム市街図
-
メリウェデ広場
-
隠れ家
-
オランダ劇場
-
ヴェステルボルク収容所
-
アウシュヴィッツ収容所
-
ベルゲン・ベルゼン収容所
Column
-
アンネ生誕の地 フランクフルトを歩いてみれば (岡裕人)
-
白と黒 その間にあるものを記憶するーオランダ抵抗博物館の試み (石岡史子)
Map & Column
-
街中で見つけた記憶のかたちーアムステルダム
New!
New!
Updated!
Updated!
Updated!
Updated!
Updated!

Voice from Europe
グローバル化する世界で
未来の責任を果たすために
アウシュヴィッツがある
中谷剛
アウシュヴィッツ博物館公認ガイド
Chapter 3
New!
揺れる記憶 変わる記憶
石岡史子
-
ポーランド・ユダヤ人の歴史博物館
-
リンゲルブルム・アーカイブ
-
ガリツィア・ユダヤ博物館
-
トレブリンカ収容所
-
オーストリアのショア名前の碑
-
デンマーク抵抗博物館
Map & Column 歩いて探してみませんか
-
ワルシャワ
-
クラクフ
-
ウィーン
-
コペンハーゲン

Essay
New!
デジタル技術と記憶の継承
アーロルゼン・アーカイブの取り組みから
石岡史子
Chapter 4
「記憶」への問いから
対話へ
New!
著者対談 岡 裕人&石岡史子


"「歴史」は残すべきもの
として選別されたもの
しか残らない"
"「対話」の可能性を
強く感じています"
Epilogue
New!
勇気をもって
岡裕人
資料
New!
Fostering dialogue on history and memories
-
問い続けるためのブックリスト
-
思考の扉を開く映画11選
-
歴史と記憶をめぐる対話に参加しませんか
著者プロフィール
石岡 史子 Fumiko Ishioka
NPO法人ホロコースト教育資料センター(Kokoro)代表。歴史を教材にした人権学習やワークショップを全国の学校や自治体で行う。アウシュヴィッツなどの史跡やドイツの記憶の現場を訪ねるスタディツアーを毎年企画し、旅を通した対話のコミュニティづくりを目指す。世界40カ国で翻訳されている『ハンナのかばん』(ポプラ社)の登場人物・訳者。NPOの活動に対して、カナダ・ヨーク大学より名誉博士号、米国・ワシントン大学より特別功労賞を授与。早稲田大学、神戸学院大学非常勤講師。
岡 裕人 Hiroto Oka
一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。89年渡独し、コンスタンツ大学大学院歴史学科にて「ドイツ農民戦争」の研究で博士号取得。ベルリンの壁崩壊を見聞し、以後変革するドイツで歴史研究と教育に携わってきた。現在フランクフルト日本人国際学校事務局長、在フランクフルト。著書に『忘却に抵抗するドイツ - 歴史教育から「記憶の文化」へ』(大月書店)、『シュテューリンゲン方伯領の農民戦争とその前史』(博士論文)、共著に『世界の歴史教育』(ゲオルク・エッカート研究所編)(以上2冊独語)等。
企画・編集
北川 直実 Naomi Kitagawa
フリー編集者。戦争の記憶と継承、歴史対話などをテーマに企画・編集を行う。共著書に『若者から若者への手紙 1945←2015』(ころから)。企画・編集した作品に、『忘却に抵抗するドイツ』(岡裕人著、大月書店)、『いま、話したいこと―東アジアの若者たちの歴史対話と交流』(室田元美著、子どもの未来社)、『難民と地雷』全3巻(小林正典著、草土文化)など。地元千葉で「よりみちカフェ」を主催。
30代
歴史を知るだけではなく、そこに対して思考を巡らせる、自分の身近にもありえるものであることとして考えていくことが大事だと改めて思いました。一人で思いを馳せるのではなく、みなさんと共有できるような場がありありがたかったです。
20代
Kokoroのイベントに参加すると、ノートにはいつも問いが並んでいます。本もモニュメントも創って終わりではなく、その歴史やプロセスを伝え続けたり、本やモニュメントを守り続ける取り組みが重要だと感じました。本を持って旅に友達と出かけるだけで、私も継承者の1人になるのでは?っと思った時間です。
60代
行ったことのある場所は生き生きと記憶に浮かび上がってくるし、行ったことのない場所でも著者の方々のお話を聞くうちに訪れてみたいという気持ちになった。読者の気持ちを旅に誘う良質の旅ガイドとなっている。
40代
私は海外旅行には縁のないものですが、この本は、日本にいても「ホロコースト」について、さまざまな場所から歴史的な出来事に触れるのみならず、その出来事がある社会で起こった人の「行為」によるものだという側面を考えるてがかりを与え、今現在の社会やそこでの「私」の在り方を考えるきっかけを与えてくれるものであると認識することができました。
60代
40年前中国に留学して各地を歩き回った身としては、ドイツ租借地だった青島についても、ドイツで検証がなされていること、初めて知りました。青島は故郷下関と姉妹都市で仕事でも訪問した思
い出深い地ですので。とても楽しく意義深い時間でした。
アウシュヴィッツを
訪ねてみませんか
2026年は、8月5日(水)から14日(金)まで、ポーランドどドイツの二カ国4都市を訪ねます。歴史と出会い、現代の世界とわたしたちの社会をふりかえって考える旅に出かけてみませんか。3/21(土)にオンライン説明会を開催しますので、ぜひご参加ください。旅行代金も近日中にご案内します。

ご寄稿いただいたお二人にガイドしていただきます











