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西教会の鐘の音
隠れ家の中に聴こえてきた鐘の音
アンネにとって「忠実なお友達のよう」でお気に入りの音でした
(34秒、1960年代の録音より)
(オランダのアンネ・フランク財団の公式You tubeチャンネルより)


15分毎に聴こえる教会の鐘の音がアンネは好きでした。1942年7月11日付けの日記に、アンネは次のように書いています。
「親愛なるキティーへ、
パパも、ママも、マルゴーも、いまだに角の西教会の時計塔から流れてくる、十五分ごとの時鐘の音に慣れません。でもわたしは平気です。最初からこの音が気に入っていましたし、とくに夜は、忠実なお友達のような気がしますから。」
『アンネの日記』深町眞理子訳(文藝春秋刊)より
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