
メモリーウォーク - プラハ
メモリーウォークシリーズの第5弾は、チェコ共和国の首都プラハをご案内しました。観光ツアーとは少し異なる、第二次世界大戦の史跡をめぐるオンラインのスタディツアーです。
ナチ・ドイツ支配下でチェコのユダヤ系住民の約80,000人が犠牲になりました。華やかな街並みに、様々な負の記憶が刻まれています。子どもたちのモニュメントやチェコの抵抗運動記念館などをご紹介しました。 日時 │ 2020年8月29日(土) 午後8時~9時30分 会場 │ オンラインzoom 参加者の皆さんの感想より ガイドブックかたてに歩き回るのもいいですが、歴史を知ると更に深く想い深く回ると思います。また行きたくなりました。ユダヤ地区はたまたま行きたい方角が一緒だったので寄り道した程度でしたが、生命の籠った絵があったなんて!素通りしたのが悔やまれます とても面白かったです。参加する前よりもプラハを訪ねてみたいと思いました。 2日連続でありがとうございました。前日にワルシャワでもそうでしたが、ツアーに参加した記憶が蘇り、改めてすごいプログラムの研修ツアーだったことに感謝します。あのツ

メモリーウォーク - ワルシャワ
メモリーウォークシリーズの第4弾で、ポーランドの首都ワルシャワをご案内しました。
ショパンやコペルニクス、キュリー夫人など世界的な著名人を輩出したポーランド。長く列強に翻弄された苦難の歴史を持つ国でもあります。街を歩くと、いたるところに戦争やナチ占領下のユダヤ人迫害の記憶が刻まれています。NPO法人ホロコースト教育資料センターのスタディツアーで訪問している世界遺産「リンゲルブルム・アーカイブ」や記念碑をご案内しました。 日時 │ 2020年8月28日(金) 20:00 会場 │ オンラインzoom 参加者の皆さんの感想より 実はワルシャワには10回以上行ったことがあるのですが、石碑の意味などよく知らないことに気がつかされました。勉強になりました。ありがとうございました。 バスの中から壁の一部をガイドさんの案内で見ました。ですから、覚えるいますが、あんな中心地に悲しい歴史の跡があるなんて!アウシュビッツに行き歴史を見てきた気分になっていましたが、もっともっと勉強して行けばよかった後悔してます。アウシュビッツを行く前に何冊が勉強してから行きましたが

シカゴの高校生カイラ・チャンドラーさん交流会
カメラに映る笑顔の子どもたち。楽しそうな笑い声が聴こえてきそうです。その様子を見守る大人たち。ポーランドの小さな町ナシェルスクの人々です。 ある旅行者がこの町に立ち寄り、撮影しました。時は1938年。翌年、ナチ・ドイツがポーランドに侵攻し、この町に暮らしていた約3,000人のユダヤ人の多くがホロコーストのなかで殺されました。 ナシェルスクの人々の幸せな日々を記録した16ミリフィルムが数年前に発見され、そこに当時14歳のモリース・チャンドラーが写っていました。 モリースの孫カイラさんは今、祖父のホロコーストの体験を語り、平和と人権をテーマにした活動を行っています。 8月23日、アメリカのシカゴからカイラさんをゲストにお迎えして、このフィルムとの出会い、祖父の体験、そしてカイラさんが高校生として現在取り組んでいる活動についてオンラインでお話していただきました。 日時 │ 2020年8月23日(日) 午前10時30分~12時 会場 │ オンラインzoom 参加者の皆さんの感想より 本日はありがとうございました。ご自身の家族にまつわる話から、現

読書会『忘却に抵抗するドイツ』
2013年からほぼ毎年、ドイツの「記憶の文化」をテーマに学習会を実施しています。今年も、『忘却に抵抗するドイツ』著者・岡裕人さんがドイツのフランクフルトから参加してくださいました。 今回は、有志の大学生4名との読書会というスタイルで。戦後75年が過ぎ、歴史がますます遠ざかるなかで、どんな風に記憶を繋いでいくことができるか。学生たちに自分のこれまでの歴史との出会いについて振り返りながら語ってもらいました。 75名の参加者のうち、過半数が10~20代でした。多くの方々から寄せられた感想を下記にご紹介します。 ●学生さんたちが話す言葉一つ一つが自らの体験と結びついていて面白かったです。 ●濃密な2時間でした。大学生の真摯な態度、高い問題意識に打たれ、一気に熱を帯びた企画になったと思います。オンラインだと70名という大勢の参加が可能になるので、戦後75年という節目の年への関心の高さも感じました。 ●色んな方の意見を聞けて面白かったですし、パネリストの方々がハキハキ自分の意見を言っておられてすごいなと思ったし同じ大学生とは思えませんでした(^_^;) オン