

教育社会学を専攻しています
初めまして、2021年3月よりインターンをさせていただいているK.H.と申します。 現在都内の大学4年生で、教育社会学を専攻しています。 兼ねてからユダヤ人迫害について関心があり、 このたびKokoroでインターンをさせていただくことになりました。 ユダヤ人迫害について関心を持った理由としては、 小学校時代にユダヤ人が多く住む地域の近くで育ったこと、 両親がアウシュヴィッツを訪れ、その体験について語ってくれたことなどがありますが、 中でも小学校の頃に『アンネの日記』を読んだことは一つの大きなきっかけだったように思います。 日記の内容について今では具体的に覚えていませんが、 巻末にあるあとがきを読み、アンネの隠れ家で暮らしていた8人やその協力者たちの末路に衝撃を受けました。 日記に登場していた人物たちの平穏な日常が失われ、 強制収容所などで残酷な仕打ちを受けている光景がありありと目に浮かび、 大きな恐怖を感じたことをはっきりと覚えています。 それ以来ホロコーストについて関心を持つようになり、 機会があれば本を読んだり、ホロコーストの展示会などに足を


差別の加害者になる可能性
初めまして。大学2年のA.E.です。2021年3月よりインターンをさせていただくことになりました。よろしくお願いします。こちらでのインターンを志望したきっかけは、昨年の2月から3月にかけてドイツで短期留学をした際に差別を経験したことです。 ちょうどその時はヨーロッパでコロナの感染が少しずつ拡大していたときでした。ちょっど到着したくらいの頃は、「ドイツ人親切だな〜」と思いながらただただ楽しく過ごしていたのですが、徐々に「コロナ!」と笑いながら言われるなど、差別を肌で感じることも増えていきました。
特に留学の終盤では、歩いていると周りの人が服で口を覆ったり、電車で避けられたりするようになりました。今まで差別はどこか他人事のように思っていた私は、初めはかなり傷つき、なぜ差別をされなければいけないのかと反発していたのですが、次第に差別をしたことがないと自信を持って言うことは出来ない自分に気付きました。
このように考えるなかで、まず一人一人が差別の加害者になる可能性を認識して、自分を省みることが差別を無くすことにつながるのではないかと思いました。その前