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上映会「ハンナのかばん」

19年前のちょうど今日、アウシュヴィッツ博物館から私たちのもとに「ハンナのかばん」が届きました。当時は新宿区に縁あって、小さな展示室を開いていました。

新宿では、戸山小学校や四谷中学校への訪問授業や、新宿おやこ劇場の皆さんと劇団銅鑼「ハンナのかばん」公演を実施してきましたが、先日17日に新宿区平和派遣の会の皆さんが映画「ハンナのかばん」上映会を主催してくださいました。満席の会場には懐かしい顔がいっぱいで、嬉しい再会でした。

映画を観て、たくさん寄せていただいた感想のなかから、抜粋をご紹介します。

 

・本で読んだときよりも、映画を通して、たくさんのことを知れました。また、ジョージさんの顔を見て、こんな優しい顔だということを知れて、いい気持ちになれました。[10代以下]

 

・アウシュビッツに関する事はこわそうで、今回映画を見に行きたいと思いましたが、実はとても不安でしたが、映画は人間の尊い命や平和など大変深い内容のものでした。 [50代]

 

・ずっと観たいと思っていました。ハンナのお兄さん、とても素晴らしい方ですね。それだけにどんなにつらかったかと…。でもキセキのようですね。アウシュヴィッツにあったかばんがイギリスに渡り、火事で焼失したにも関わらず復元され、それが日本に送られ、カナダに健在だったお兄さんとめぐり合うなんて。ハンナの思いがそうさせたのでしょうか。[50代]

 

・久々にホロコーストの映像を観させていただき、胸がしめつけられ、涙涙でした。差別意識をなくす取組みは現在でも訴えていかねばならない問題だと痛切に感じています。[70代]

 

・観たかったので今日はよかったです。日本に届かなかったらハンナの苦しみを知ることが出来なかったと思う。どんな人間でも国や生まれたところがちがっても、みんな大切な命。戦争のない、平和な世の中であってほしい。[70代]

 

・ぜひ、都内だけでなく、全国の小中学校に講演していただきたい。[20代]

 

・ユダヤ人はくがい事件、今の日本をつなげてかんがえられてよかった。[40代]

 

・単なる過去の欧(国外)での歴史としてではなく、今生きてる1人の人間としてどうあるべきか?どう生きるべきか?平和のために何ができるのか?心から”平和”を自分のこととしてとらえた。[50代]

 

・(私の中にある)沢山の誤った理解のサベツ、ヘンケンについて見透かされた[60代]

 

・参加者との対話の時間をとったことはとても良かったと思います。[70代]

 

・うまくいかないのは誰々のせいとか、人のせいにしてはいけないと思う。地球という星に生まれて住んでいるすべてのものや人も、すべての生き物は平等だと思う。国連の1月27日人権の日、ホロコーストの記念日、私も忘れないでいたいです。[70代]

 

・小さいいのち、そのいのちをたいせつにしなきゃいけないなぁと思いました。ここに来てよかったと思いました。[10代以下]

 

・今、中学3年生(春から高1)です。小学校4年生のときに「ハンナのかばん」のまん画を友達にすすめられて読んで、とても感動して、ホロコーストについてもっと知りたいと思い、この本をきっかけに他にもたくさんの本を読みました。中学生になってから、ハンナのかばんを文庫本で読んで、小学生の時は幼くて考えられなかった人種、性別など、人々を線引きすることについて考えるようになりました。平和を守るためには、人々を集団としてではなく、1人1人の人間としてみる事が大切だと思いました。中学校で講演してくださったときは、カバンに出会えて、また石岡さんにお会いできて本当に嬉しかったです。今日は、また、映画も見られてさらに感動しました。ありがとうございました。[10代以下]

 

・あらゆる差別に負けたくない。 [20代]

 

・どうして戦争や人種争いは起こったのか、なくならないのかを考えるきっかけになりました。1人1人が考え、行動することのできる社会になるために、どうすれば良いのかなと考えさせられました。 [20代]

 

・自治体や市民が積極的に平和活動を行うことの意義が、より広まっていくといいと強く思いました。 [20代]

 

・ジョージさん(ハンナの兄)の1つの願い、1人の人間の人権、生命の尊厳、生きる権利を改めて心に刻んだ。「誰人も置き去りにしない世界へ」(国連のスローガン)。私も必ずアウシュビッツ、ホロコーストへ行きます。そして、生涯、平和のためにできることを果たしていきます。[50代]

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