記憶の文化を育む 第5回
2020年11月29日(日) 開催報告 朗読劇「追究 ー アウシュヴィツの歌」より 1963年、フランクフルト。戦後ドイツの歴史認識を変えたとも言われる「アウシュヴィッツ裁判」。敗戦から十数年がたち、経済も持ち直してきた西ドイツで、「過去を暴くな」という声もあがる中、裁判...
記憶の文化を育む 第4回
2020年11月21日(土) 開催報告 オンライン歴史さんぽ フランクフルト編 参加者の皆さんの感想より ドイツの「記録」に対する緻密さに驚くと共に、過ちと正面から向き合う姿勢に感銘を受けました。日本に欠けている部分ですよね。zoomで自宅から参加する事ができ子供と楽しむ事...
記憶の文化を育む 第3回
2020年11月1日(土) 開催報告 人はなぜ記念碑をつくるのか ホロコーストと第二次世界大戦の記憶のカタチと私たちの未来 参加者の皆さんの感想より ドイツがどのような道を辿って、戦争責任と向き合ってきたのかがわかりました。ドイツが辿ってきた道のりは少なからず、日本の歴史教...
記憶の文化を育む 第2回
2020年10月28日(水) 開催報告 学校でデモのやりかた教えちゃう!? 演劇で「市民」を育むドイツの取り組み ドイツの連邦政治教育センターのアンネ・パッフェンホルツさんとペトラ・グリューネさんに、同センターの設立経緯やミッション、三年毎に開催される「政治演劇祭」について...
筑波大学
教育学修士プログラムの学生さんたちとオンラインでワークショップ「アクティブラーニング」を実施しました。じっくりと時間をかけて、Question Formulation Techniqueを取り入れたプログラム。様々な視点の対話が生まれました。 参加者の皆さんの感想より...
記憶の文化を育む 第1回
第1回 2020年10月17日(土) 開催報告 転換期にある記憶の継承 ナチ強制収容所記念館の現場から ベルリン郊外にナチ時代初期につくられた強制収容所ザクセンハウゼンの記念館があります。ここでガイドを務める中村美弥さんをお迎えして、ドイツの歴史教育の現場で感じることや、...
ドラ・グリンバーグの物語
第二次世界大戦時に、ユダヤ難民のヨーロッパからの逃避行を助けた杉原千畝については、書籍や映画などで知る機会が増えてきました。9月17日からは劇団銅鑼による公演「センポ・スギハァラ」も始まります。 NPO法人ホロコースト教育資料センターでは今から20年前、当時の難民たちに話...
メモリーウォーク - プラハ
メモリーウォークシリーズの第5弾は、チェコ共和国の首都プラハをご案内しました。観光ツアーとは少し異なる、第二次世界大戦の史跡をめぐるオンラインのスタディツアーです。 ナチ・ドイツ支配下でチェコのユダヤ系住民の約80,000人が犠牲になりました。華やかな街並みに、様々な負の...
メモリーウォーク - ワルシャワ
メモリーウォークシリーズの第4弾で、ポーランドの首都ワルシャワをご案内しました。 ショパンやコペルニクス、キュリー夫人など世界的な著名人を輩出したポーランド。長く列強に翻弄された苦難の歴史を持つ国でもあります。街を歩くと、いたるところに戦争やナチ占領下のユダヤ人迫害の記憶...
シカゴの高校生カイラ・チャンドラーさん交流会
カメラに映る笑顔の子どもたち。楽しそうな笑い声が聴こえてきそうです。その様子を見守る大人たち。ポーランドの小さな町ナシェルスクの人々です。 ある旅行者がこの町に立ち寄り、撮影しました。時は1938年。翌年、ナチ・ドイツがポーランドに侵攻し、この町に暮らしていた約3,000人...